2025 国際医療福祉大学 合格
医学部 医学科

松田 駿士(まつだ はやと)
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校
医学部進学を考え始めた時期はいつ頃で、きっかけは何だったでしょうか?
高校1年生の頃に、学校内で行われた防衛医科大学校の説明会に参加したことでした。そこで、海外で働く医師の姿に深い興味を抱き、発展途上国の支援をする医師になろうと強く志しました。
国際医療福祉大学を志望校とした理由は何ですか?
国際医療福祉大学は英語に力を入れているということで現役生の頃から興味はありましたが、実際にこの大学を志望したのは浪人生生活が始まってからでした。その時点では学力面で届かないと感じていましたが、「1年で合格レベルにたどりつく!」と強く誓い、受験してみようと考えました。
入試対策で城南医志塾を選んだ理由は何ですか?
この塾で合格を果たした兄に話を聞いたからです。特に、医学部特有の細かい知識を身に付けられ、短い時間の中で問題を解き切るための対策ができると知ったことが決め手となりました。
入試に向けた準備はどのように行いましたか?
受験勉強を本格的に始めたのは高校3年生になってからでした。一番大変だったことは、苦手な数学を伸ばすことです。そのため、問題集を使って、解法を選択する根拠を問題文から見つける訓練を行いました。
塾には開館時間から来て、閉館時間まで勉強していました。それに加えて、朝起きて1時間と、家に帰ってから1時間勉強していました。
城南医志塾での準備・対策で印象に残っていることはありますか?
苦手だった数学が特に伸びました。暗記に頼らずに「その解法を選ぶ理由」を常に教えてくれたことが、見慣れない問題を解くのに役に立ったと思います。他の教科も、応用的な知識や素早く解く方法を学ぶことができたので、どんな問題にも対応できるようになりました。
面接練習に関しては、自分のクセから回答内容まで、何から何まで指導していただいたので、本番でも安心して自信をもって面接に挑むことができました。ここでの学びは、受験だけでなく、入学後の診察練習でもきっと役に立つと確信しています。
実際の入試本番はどのような感じでしたか?
私が受けた一般入試の中では、国際医療福祉大学の入試は日程的に一番初めだったので、自分のペースに持ち込めなかったです。特に物理ではあまり点を獲れなかった印象でした。数学は8割の手応えでうまくいったと感じましたが、試験が終わった後は「絶対不合格だ」と思いました。それでも、合格をいただけたので、印象は必ずしも実際の出来具合には関わらないと気付くことができました。
合格が分かった時の気持ちと、入試を終えての感想、入学後の抱負を教えてください。
合格発表を見た時は、驚きとともに、初めは信じられませんでした。その後すぐに親と一緒に塾に報告をして、初めて合格の実感が湧きました。
大学入学後は、英語の授業についていけるように、リスニングの勉強を頑張りたいと思っています。医学部での学びは受験以上に大変だと思いますが、日ごろからコツコツと勉強を続けていこうと思います。他には、高校にはなかったサークルに参加し、新しいことを始めたいとも思いました。
医学部受験を志望している後輩へアドバイスをお願いします。
とにかく、教科書の内容理解を怠らないことが、応用問題を解くための鍵になります。あとは、1つの問題をどれだけ丁寧に理解していくかだと思います。理解に行き詰まったら、時には友達に尋ねてみることもアリだと思います。お互いの知識が深まり、息抜きにもなると思うので。
受験勉強の間は、常に不安を抱えていることになります。時にはその不安で、勉強に向き合いづらくなることもあると思います。それでも、とにかく最後まで手を動かし続けていたら、きっと合格できるはずです。最後まで諦めずに頑張ってください!
松田さん、国際医療福祉大学医学部への進学決定おめでとうございます!
松田さんは、獨協医科大学に進学した兄の琉飛さんの後を追って、城南医志塾で夢への切符を勝ち取ってくれました。琉飛さんと同じ獨協医科大学も含めて複数の医学部合格を果たしたものの、当初からの志望もあって国際医療福祉大学への進学を選んだ情熱家です。
面接での受け答え内容に不安を抱えていた松田さんでしたが、城南医志塾のサポートを受けながら、何を聞かれても戸惑わずに回答できるよう、徹底的に練習を積み重ねていきました。それが特に印象に残ってくれていたのは、当校としても嬉しい限りです。
松田さんが、城南医志塾で学び経験したことを医師としての将来に繋げ、充実した道を歩んでいかれるよう、スタッフ一同心から願っています。