2024-05-10更新
【医学部合格】模試の使い方
医学部を目指すみなさん、こんにちは!
『城南医志塾』です。
ゴールデンウィークも終わり、5月も中旬ですね。
ゴールデンウィークは有意義に過ごせたでしょうか?
5月に入ると模試が本格的に始まってきます。
受験生にとって模試はとても大事です。
それはおそらくほとんどの受験生の方はご存じだと思います。
では、
なぜ大事なのか?
どう活用すればいいのか正しく理解できているでしょうか?
今回は受験生にとって大事な模試の活用方法についてお話ししていきたいと思います!
模試で一番大切なこと!
模試の結果が返却されると、みなさんまずどこを見るでしょうか?
志望校の合格判定を見て一喜一憂…
偏差値を見て一喜一憂…
順位を見て一喜一憂…
という場面をよく見かけます。
確かに自分の立ち位置を知ることも大切なことの一つです。
それも含めて、模試で一番大切なことはズバリ「自己分析」です!
模試は本番の試験を想定した練習です。
であれば、正しい使い方は、本番の試験を突破するためには自分には何が必要かを知る材料にすることです!
極端な話、「模試で英作文が全くできていない」としても自分が受験する大学に英作文が出題されないのであれば、大きな問題ではありません。
逆に「偏差値は70を超えていたが自分の志望校で出題される文法がボロボロだった」としたら早急に対策する必要があります。
なので、純粋に自分の立ち位置を知るだけではなく、“何がどれくらいできている”必要があって、“何ができていて何ができていないのか”確認する必要があります。
※自分だけでどう分析すればいいかわからない場合は、こちらのお問合せフォームからお気軽に医志塾にお問合せください!医学部入試のプロが詳細に分析し、アドバイスいたします!
模試の受け方(頻度・種類)
初めて城南医志塾にご相談にいらっしゃった方からよく聞かれるのが、「どれくらいの頻度でどこの模試を受ければよいか?」ということです。
いわゆる「大手の模試」だけでもかなりの数の模試がありますよね。
頻度
頻度はおおよそ月に1回程度がオススメです!
理由としては、「勉強の成果が出るには早くてもおおよそ1か月はかかるから」です。
先ほど書いた通り、模試は自己分析のツールです。
自分の学力が伸びてほしい方向に成長しているかを見極める必要があります。
そのためには勉強をしてその成果を見る必要があります。
ですので、
- 受験間隔が狭すぎる
- ⇒成果が出ているかどうかの判断ができない。
- 受験間隔が広すぎる
- ⇒勉強の方向性が間違っていた場合、空いた時間分の勉強効率が下がりもったいない。また、タイムリーな修正もしづらい。
ということになります。
種類
模試の種類は大きく分けると、
①マーク模試
②記述模試
③特定の受験者を対象とした模試
の3種類に分けられます。
①マーク模試については、主にマークセンス方式である大学入学共通テスト受験を視野に入れた方におすすめの模試です。
受験者の多い模試ですので、大学入学共通テストを受験しない方でも自分の立ち位置を知るためには有効です。
②記述模試については、主に国公立大学の二次試験、私立大学の入試対策におすすめの模試です。
選択肢から適切な解答を選ぶだけのマーク模試に比べると、多少は選択式問題もあるとは言え、基本的には全て自分で回答を記述する必要があるため、難易度はマーク模試より難しくなる模試です。
ただし、国公立大学の二次試験・私立大学の入試は多種多様で大学・学部などにより異なるため、この記述模試自体は総合学力をはかる一般的な問題群と考えてください。
なお、受験学年向けの多くの記述模試は、前後に行われるマーク模試とのドッキング判定ができます。国公立志望の方はドッキング対象のマーク模試も併せて受験すると、より詳細かつ精度の高い分析・評価を得ることができます。
③特定の受験者を対象とした模試とは、最難関の国公私立大学や医学部など、特定の大学や学部を想定した模試になります。
例えば東大を想定した模試であれば、東大の問題に準拠した出題ですし、受験者も東大志望者がほとんどなので、東大を受験するにあたって実際の受験者層の中で自分がどのあたりにいるか自己分析がとてもしやすいですね。
もちろん医学部を受験する方に特化した模試もあります。
医志塾でも「医学部入試模試」を年3回実施していますので、興味のある方はこちらのお問合せフォームからぜひお問合せください。
模試前にやるべきこと
まずは、目標を立てましょう!
点数
マーク模試や特定の受験者を対象とした模試では、志望校の合格ラインから時期を逆算して、「最低これくらいの点数が欲しい」という目標を各科目ごとに決めましょう。
しっかりと自己分析ができていれば、さらに細かく大問ごとの目標点も決めておくとなおよいです。
時間配分
意外と見落としがちですが、どれくらい時間をかけて解くかもシミュレーションしておきましょう!
特に共通テスト模試は問題量が多いため、なんとなく解いていくと時間が足りなくなる可能性があります。
こちらも大問ごとにおおよそかける時間の目安を決めておくとよいです。
また、時間の設定をする際、全科目5~10分程度は残るように組み立てましょう。
見直しももちろんですが、本番になるとより慎重になってしまう人が多いので、練習の時は時間内に終わっていたが、本番は時間が足りなかったという人がよくいます。
はじめのうちは5~10分残すくらいでちょうどか少し足りないくらいになると考えておいてください。
練習
目標の点数・時間が決まったら、模試の過去問などで練習してみましょう!
特に時間配分については、想定以上に時間がかかる問題も多いと思います。
実際に解いてみて、かかった時間と正答率から「どこに時間をかけて点数をとるか」をしっかりと組み立てましょう!
模試後にやるべきこと
こちらはおわかりの方も多いと思いますが、「自己分析」と「復習」です。
マーク模試の場合はまず、受験直後にもらえる正答集を見ながら自己採点をしましょう!
大学入学共通テスト本番も、成績開示をしても結果が返ってくるのは新年度になった4月以降です。
そのため、国公立大学に出願する方は自己採点の結果で出願校を判断しなければなりません。
自己採点と実際の採点結果にズレがないか、ズレている場合はなぜズレたのか確認して、本番でも正確な自己採点ができるようにしておきましょう!
自己分析は想定通りに問題が解けていればあまり必要ありませんが、想定(目標)と乖離がある場合は「なぜその乖離が起こったのか?」、目標を達成するためには何をすべきなのかじっくり考察しましょう!
自己分析が完了したら、復習です。
できなかった問題を確認し、解答に至るプロセスをチェック。知識が入っていなかったものに関してはしっかりと入れ直しておきましょう。
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